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2024/05/31 18:00

いつも当SHOPをご覧いただきまして、ありがとうございます。

今回のBLOGも、胡蝶蘭の管理方法についてお伝えします。
今日は第3回目、日々変化してくる胡蝶蘭の扱い方法についてです!

①葉が黄色くなったとき
葉の役割が終わると下から黄色くなり、枯れていきます。これは病気ではありません。
病気のときは、独特の腐敗臭を放ち、ぶよぶよと柔らかくなります(軟腐病)。こうなると他にうつる場合もあるので早めに取り除きます。
健康であれば葉が黄色くなって乾いてから枯れていきます。
対処法としては、葉が黄色くなったら黄色い葉を千切り取るだけでOK です。
葉のなるべく株元に近い部分をつまみ、下に向かって千切るようにすると、株に負担なく取り除く事ができます。
葉が強い日光で焼けてしまうと、葉焼けという、焦げたように黒くなったり、色素が抜けたように白っぽくなったりします。
一度焼けてしまった部分は元には戻りません。そのような状態になったらすぐに日陰へ移し、患部の葉は切り取りましょう。
葉がしわしわになるのは、渇水状態です。一度たっぷりお水をあげてください。お水を上げていても葉がしわしわになるようであれば、
根腐れの可能性があります。
どちらにせよ、少しでも葉がおかしいなと思ったら早めに取り除いてあげることが病気の広がりを抑え、見た目も綺麗にしてくれます。
②枯れた花があったとき
枯れた花を見つけたら、花の根本から千切ってください。
通常は後ろの古い花から順番に枯れていきますが、環境変化のストレス等により、途中の花が1輪だけ枯れる場合もあります。
胡蝶蘭はゆっくりと少しずつ枯れていきますので、枯れた花だけ取り除けば、きれいな姿で鑑賞を続ける事ができます。
③虫がついてしまったとき
カイガラムシ
土を使わないので虫の発生は少ないですが、長く咲いている花には花の裏や葉の株本等にカイガラムシが付着する場合があります。
屋外から侵入して来たり、他の植物から移ってきたりする事が主な原因です。
カイガラムシを見かけたら、綿棒などを使い綺麗に取り除き、水でよく洗い流してください。1度発生したカイガラムシは根絶が難しいので、早めに駆除を続けましょう。薬剤はスプラサイドや専用駆除剤などを、既定の容量を守り正しく散布しましょう。
ハダニ
夏場、高温乾燥した屋外で管理をすると葉の裏等にハダニが発生する場合があります。
浸食された葉の跡は白くなり、小さな赤い点のようなダニが居ます。ダニが発生した葉は取り除くか、ダニを綺麗に拭き取ってください。
放置しておくと葉が黄色く変色し、ベトベトしてきます。スプラサイドや市販のダニ剤を既定の容量で散布してください。

如何でしたでしょうか?

次回はついに最終回?どうぞお楽しみに♪